2014.04.25

書籍紹介 公務員改革と自治体職員-NPMの源流・イギリスと日本- 黒田兼一・小越洋之助編

公務員改革と自治体職員-NPMの源流・イギリスと日本- 黒田兼一・小越洋之助編

自治体研究社 本体2000円+税

 本書は、自治労連・地方自治問題研究機構の人事・給与研究会が、公務員改革によって地方公務員の雇用と処遇がどう変化したのかを明らかにすべく行ってきた被災地調査、イギリス調査、地方自治体調査の成果をまとめたものです。

公務を支える公務員の働きがいと労働意欲は、公共サービスの質に直結する。それゆえ、公務員改革(雇用・人事給与)のあり方は、公務労働者のみならず、住民と民間労働者にも影響をもたらす。日本型NPMのモデルともいわれるイギリズの地方公務員の実態調査・分析を踏まえて、日本における公務員改革のあり方を考える。

内容
序 章 3・11大震災と地方公務員
第Ⅰ部 公務員改革とは何か
第Ⅱ部 地方公務員の雇用と人事・処遇
補 論 地方公務員「制度改革」の基本方向を考える  

編著者
黒田兼一 明治大学経営学部教授
小越洋之助 國學院大学名誉教授
著者
島袋隆志 明治大学経営学部兼任講師
小尾晴美 中央大学大学院経済学研究科博士後期課程
戸室健作 山形大学人文学部准教授
清山 玲 茨城大学人文学部社会科学科教授
鬼丸朋子 國學院大学経済学部教授
行方久生 文教大学経営学部教授

公務員改革と自治体職員