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2023.12.27

『マイナンバーカードの「利活用」と自治 主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化』 (自治体研究社)のご紹介

このたび自治体研究社より、『マイナンバーカードの「利活用」と自治 主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化』が上梓(20231220日発行)されましたのでご紹介します。

 本書は自治労連・地方自治問題研究機構地方分権研究会メンバーの稲葉一将氏(名古屋大学教授)、門脇美恵氏(広島修道大学教授)などが執筆を担当されています。

 健康保険証、図書館カード、交通パスなどとマイナンバーカードとの紐づけが進む。分散管理された個人情報が1枚のカードに集約され2次利用されると考えた場合、国民の個人情報は守られるのか。

  

【お問合せ・申込み先】

自治体研究社 TEL03-3235-5941

 http://www.jichiken.jp

 E-Mail info@jichiken.jp

【主な内容】

第Ⅰ部 「マイナ保険証」と自治体・保険者

1  マイナカード取得「義務化」の実験場とされている医療 ……………   松山 洋

2  医療保険者である自治体の役割

─ 住民のいのちと健康、個人情報を守るためにできること ─ …………… 神田 敏史

3  マイナ保険証と「保険者の自治」………………………………………   門脇 美恵

 

第Ⅱ部 マイナンバーカードの「市民カード」化

4  マイナンバーカードによる図書館利用 …………………………………   岡田 章宏

5  吉備中央町の「デジタル田園健康特区」構想 ………………………      森脇 ひさき

6  国が進める行政DX 推進の実験自治体となっている前橋市 ……………  長谷川 薫

7  国家政策の地方展開に対する自治の課題 ………………………………   稲葉 一将