『マイナンバーカードの「利活用」と自治 主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化』 (自治体研究社)のご紹介
このたび自治体研究社より、『マイナンバーカードの「利活用」と自治 主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化』が上梓(2023年12月20日発行)されましたのでご紹介します。
本書は自治労連・地方自治問題研究機構–地方分権研究会メンバーの稲葉一将氏(名古屋大学教授)、門脇美恵氏(広島修道大学教授)などが執筆を担当されています。
健康保険証、図書館カード、交通パスなどとマイナンバーカードとの紐づけが進む。分散管理された個人情報が1枚のカードに集約され2次利用されると考えた場合、国民の個人情報は守られるのか。
【お問合せ・申込み先】
自治体研究社 TEL:03-3235-5941
E-Mail info@jichiken.jp
【主な内容】
第Ⅰ部 「マイナ保険証」と自治体・保険者
1 マイナカード取得「義務化」の実験場とされている医療 …………… 松山 洋
2 医療保険者である自治体の役割
─ 住民のいのちと健康、個人情報を守るためにできること ─ …………… 神田 敏史
3 マイナ保険証と「保険者の自治」………………………………………… 門脇 美恵
第Ⅱ部 マイナンバーカードの「市民カード」化
4 マイナンバーカードによる図書館利用 ………………………………… 岡田 章宏
5 吉備中央町の「デジタル田園健康特区」構想 ……………………… 森脇 ひさき
6 国が進める行政DX 推進の実験自治体となっている前橋市 …………… 長谷川 薫
7 国家政策の地方展開に対する自治の課題 ……………………………… 稲葉 一将