『公務員制度の持続可能性と「働き方改革」』(旬報社)のご紹介
このたび旬報社より、『公務員制度の持続可能性と「働き方改革」』晴山一穂・早津裕貴(編著)が上梓(2023年10月10日)されました。当研究機構運営委員の晴山一穂氏が「日本国憲法と公務員」、永山利和氏が「行政・公務の民営化・市場化が公務労働者(公務員制度)に及ぼす影響」を執筆されていますのでご紹介します。
国家公務員は、憲法15条で「全体の奉仕者」として規定されている。
一部の政治家や「特権階級」のために奉仕するものではない。
本書では、「公務員とは何か」を解き明かす。
【お問合せ先】
株式会社旬報社
【主な目次】
まえがき(晴山一穂)
第Ⅰ部 公務員とはなにか
第1章 公務員の全体像(秋山正臣)
第2章 日本国憲法と公務員(晴山一穂)
第3章 国の行政のしくみと国家公務員(秋山正臣)
第Ⅱ部 公務員の役割と公務労働のあるべき姿(日本国家公務員労働組合連合会ほか)
第Ⅲ部 公務員の働き方・あり方を考える
公務・公共サービスの現在(早津裕貴)
第1章 非正規公務員をめぐる現状と課題(西口 想/安田真幸)
第2章 公務の市場化・民間化(萩尾健太/三澤麻衣子/恒川隆生)
第3章 行政・公務の民営化・市場化が公務労働者(公務員制度)に及ぼす影響(永山利和)
第4章 多様な公務・公共サービス、また、その担い手の持続可能な発展に向けて(早津裕貴)