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2020.05.11

『地方自治を拓く -70~90年代の革新中野区政の経験から-』のご紹介

地方自治を拓く 表紙 本書は全国的にも大きな注目を集めた中野革新区政の歩みを元中野区議会議員の著者が当事者の立場から描き出す内容となっています。

 区民参加の区政推進・住区協議会と地域センターの発足、ゼロ歳児保育の実施、福祉オンブズマン制度の開始、全国初の教育委員準公選制の実施、憲法擁護・非核都市中野区宣言など、今後の日本の政治、地方自治をどう展望するかに大きな教訓となる中野革新区政の全貌が明らかになります。

 (自治体研究社)

  https://www.jichiken.jp/book/9784880377094/

【目次】

序 地方自治の未来を切り拓く中野の共同 渡辺 治

はじめに

 

1部 区民の運動が実った、区民が主役の革新中野区政

1章 革新区政の前史 

2章 画期的な区議会選挙の結果と反自民五派連合の結成 

3章 23区初の革新区長の誕生

4章 区長公選復活・大内区長初の公選区長に

5章 教育委員準公選条例制定直接請求の成立と大内区長

 

2部 新しい地方自治の創造

6章 青山良道区長の誕生と全国初の教育委員準公選

7章 「憲法擁護・非核都市宣言」、「平和行政条例」

8章 青山区長2期目の当選と、道半ばでの急逝

9章 予想を逆転、神山好市氏第3代革新区長に

 

3部 革新区政はなぜ終焉したか

10章 教育委員候補者選び区民投票に終止符

11章 田中区長の誕生と〝市民派〟の欺瞞

 

4部 参加の区政への新たな挑戦

12章 酒井区長の誕生

終章 地方政治とは何か─

 

あとがき

本書ができるまで 晴山一穂

資料