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2004.08.01

西谷敏・晴山一穂・行方久生編『公務の民間化と公務労働』

西谷敏・晴山一穂・行方久生編
自治労連・地方自治問題研究機構・大月書店刊
定価:2,000円+税(組合員特別価格 税込1,800円)
送料10冊以上は無料、9冊以下の場合は380円

komurodo公務の民間化・能力主義・業績主義再編のなかで、当初の公務員制度改革の動きは、いったん「仕切り直し」状況となっている。その一方で、自治体アウトソーシング・民間委託など、なし崩し的「改革」が進められている。基本問題について改めて考察を加えながら、公務員から非公務員への動きなど、公務職場にもたらされている状況から今後の公務労働と運動の方向性を探る。

【主な目次】

第1章 構造改革下の公務員制度とその改革・・・晴山一穂
第2章 民間労働関係の動態と公務労働・・・西谷敏
第3章 公務員人事・給与制度の能力主義・業績主義的再編・・・行方久生
補 賃金査定の恣意性をどうチェックするか-高槻市事件のアプローチ(城塚健之)
第4章 自治体アウトソーシング
-地方独立行政法人と指定管理者制度を中心に・・・城塚健之
第5章 公務員制度改革と運動の課題・・・松本利寛
第6章 民間委託・行政のアウトソーシングと自治体関連労働者
-自治体関連労働者のたちばからの問題提起・・・小林雅之
補論 労働基本権回復運動の歴史と理論
-人勧制度との関連を中心にして・・・行方久生
刊行年月日:2004/8