季刊 自治と分権 51号
季刊自治と分権51号は生活保護特集です。マスコミが生活保護バッシングをする中で、政府が生活保護基準切り下げを行いました。青年の不安定雇用も広がる中で、労働と社会保障のありかたも問題です。専門の先生に執筆していただきました。自治体の生活保護担当の職場がどうなっているのかの座談会も本誌ならではです。
首長インタビューは高知県本山町長です。平成の合併は行わず、小さくても輝く町でがんばっています。道州制がこうした町を切り捨てることもわかりやすく語っていただいています。
季刊自治と分権 51号 目次
首長 インタビュー 高知県本山町長 今西芳彦さん
特集 生活保護を考える
生活保護基準切り下げ
社会保障解体への一里塚 花園大学教授 吉永 純
雇用問題から見た生活保護 元金沢大学教授 伍賀一道
座談会 生活保護はどうあるべきなのか
司会 専修大学准教授 小池隆司
大阪市立大学教授 木下秀雄 自治労連 猿橋 均 浦安市職 柳澤広司
安倍新政権の経済政策批判
見通しなきマインド先行型政策運営 元日本大学教授 永山利和
特集 Ⅱ イギリスの地方公務員
イギリス地方公務員の雇用と人事・処遇
採用・雇用と人事、人事査定、教育訓練 明治大学教授 黒田兼一
人事・給与制度の特徴 國學院大學名誉教授 小越洋之助
書評
西谷敏 労働組合法第3版(有斐閣) 広島大学教授 緒方桂子
弁護団レポート 自治労連弁護団
米子市学校給食「申し込み制」に対する運動・意見書
弁護士 高橋敬幸 弁護士 勝俣彰仁
自治体日誌